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2020年5月12日 (火)

ポストコロナ時代の基盤となる非接触技術

 姿の見えない新型コロナウイルスの感染の拡大により、マスクをして外出する、咳エチケットを守る、ソーシャルディスタンスを確保して行動する、密閉・密集・密接を避けるといった感染防止への意識が高まっています。厚労省の専門家会議より「新たな生活様式」も明示されました。

こうして考えてみると、街中には、タッチパネルが溢れていることに気づきます。クレジットカードの決済のために暗証番号を入力するにも、銀行ATMでお金を引出したり振込みをしたりするにも、飲み会でメニューを選択してオーダーするにも、駅で定期券を購入するにも、生活空間のいたる所にあります。指紋を使った生体認証でも、指をスキャナーに押し当てなければなりません。

 このように、生活をするためには、タッチパネルは必要なものとなっています。しかし、ウイルスの接触感染を怖れるようになると、不特定多数の誰かが触ったタッチパネルを触ることに強い抵抗感を感じるようになってきました。

 非接触ということだけを考えれば、顔認証技術の利用も考えられます。しかし、顔認証技術の普及は監視社会の強化にもつながりかねません。顔認証技術が個人情報(個人を特定できる情報、移動履歴)と結びついて強権力を求める人達に利用される可能性もあります。顔認証技術の普及には、個人情報保護の技術が確立され、悪意のある人達、あるいは、本人の意図しない目的で情報を利用しようとする人達から個人情報が確実に守られる仕組みを確立することが前提となります。

タッチパネルの代替技術としては、例えば、目(視線)で操作する方法や、マイタッチペンを使用するといった方法も考えられます。しかし、将来的には、三次元空間に映し出された仮想パネルにタッチして操作できる技術が有効と思われます。

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